こちらの記事では、中国輸入→メルカリ販売について解説しました。
【初心者向け】世界最大級の通販サイト「アリババ」から仕入れをしてみよう!
本記事では、アリババで芋づる式に別の売れる商品を次から次に見つける方法について解説します。
このページのお品書き
メルカリでの商品リサーチと、アリババでの商品探しのおさらい
メルカリ販売で第一にすべきことは、メルカリで売れる商品を探すことです。
売れる商品お探し方については、こちらの記事を参考にして下さい。
メルカリショップ講座② メルカリでよく売れる商品を探し出す方法
売れる商品が見つかれば、次はその商品を仕入れられるかを確認します。
商品の仕入れ元となるのが、アリババというサイト。
しかし問題となるのは言語の壁。
サイトが全て中国語なんです。
Google翻訳を使って中国語で検索するという手もあるのですが、実際にやってみるとなかなか目当ての商品は見つかりません。
そこでおすすめなのは画像検索。
アリババでの画像検索の手順はこちらの記事をご参考下さい。
アリババで売れる商品を1つ見つけたら、芋づる式に次々と売れる商品が見つけられる!
さて、上記の方法で売れる商品が1つ見つかったとします。
1つでも見つければしめたもの。
そこから売れる商品を芋づる式にどんどん掘り続けることができます。
アリババの店舗内の商品から別の売れる商品を探す方法
1つ目は、同じ店舗の別商品から売れ筋を見つける方法です。
売れる商品を扱っている店舗は、ほかにも売れる商品を持っている可能性が高いのです。
例えば、このヒョウ柄のIphoneケースがメルカリでよく売れているとします。
このIphoneケースを扱う店舗の別の商品は、上の画像の赤枠内の”供应产品”をクリックすると表示されます。
このように、別の商品がたくさん表示されます。
ざっと見ていき、「これは売れるんじゃないかな」と思った商品をメルカリ内でリサーチしてみましょう。
試しにこのIphoneケースが(もしくは似たものが)メルカリで売れているか調べてみましょう。
メルカリを開き、「Iphoneケース パール」というキーワードで売り切れ検索をします。
同じIphoneケースがメルカリで売れているのが見つかりました。
ちなみに利益ですが、原価は8.5元≒152円(2021年11月時点)、輸入時の送料はざっくり100円/個、売れた際の送料は175円(ネコポス)、999円で売れた際のメルカリ手数料が99円なので、
999 – 152 – 100 – 175 – 99 = 472 円 が利益となります。
利益率は 472 / 999 *100 = 47 % なのでかなり優秀な数字ですね。
(一般的に、中国輸入→メルカリでは利益率が30%を超えれば良しとされています。)
このように、アリババの同じ店舗からは複数の売れる商品が高確率で見つかります。
メルカリセラーの出品一覧から別の売れる商品を探す方法
2つ目は、売れる商品を扱っているメルカリセラーの出品一覧から、別の売れる商品を見つける方法です。
評価数の高いセラーは自身の商品を絞りに絞っているので、別のよく売れる商品が高確率で見つかります。
先ほど見つけたパール付きIphoneケースを販売しているメルカリセラーの、別の商品を見ていきましょう。
下の画像の赤枠で囲った出品者名をクリックすると、出品一覧が表示されます。
出品一覧をざーっと眺めていくと、下画像のウサギモチーフのIphoneケースが頻繁に”SOLD”になっていることが分かりました。
※左上に”SOLD”と書いている商品が、既に売れた商品です。
この商品をアリババで画像検索してみましょう。
似たような商品が多数見つかりました。
上画像の赤枠で囲った商品は全く同じものですね。
こちらも試しに利益計算すると、
原価は11.0元≒196円(2021年11月時点)、輸入時の送料はざっくり100円/個、売れた際の送料は175円(ネコポス)、1199円で売れた際のメルカリ手数料が120円なので、
1199 – 196 – 100 – 175 – 120 = 708 円 が利益となります。
利益率は 708 / 1199 *100 = 59 % なので、これもまた高い利益率の商品です。
なぜ売れたかを因数分解し、どんな商品が売れるかを予想しよう
ここまではメルカリで売れている商品と全く同じものを見つけてきましたが、
もう少し踏み込んで「なぜ売れたのか」を分析すると、別の売れる商品を発掘することができます。
例えば先ほどのウサギモチーフのIphoneケース。
これはなぜ売れるのでしょう?
考えてみて下さい。
うさぎだから?
もこもこしてるから?
「もこもこしているから売れた」と仮説を立てたら、それを検証しましょう。
メルカリで「Iphoneケース ファー」で売り切れ検索します。
さらにいいねが多い順に並べ替えると、いいねをたくさん押されている=ユーザーの注目を集めている商品が見つかるのでおすすめです。
ねこモチーフのIphoneケースが頻繁に売れ、かついいね数も多いことが分かりました。
これと同じ商品をアリババで探してもいいですし、
「ねこが売れるなら別の動物も売れるのでは?」とさらに仮説を立てるのもアリです。
アリババの同じ店舗の商品を眺めてみると、くまモチーフのもこもこしたIphoneケースがありました。
このケースを数個仕入れて、試しにメルカリで売ってみるのもアリだと思います。
まとめ
1つ売れる商品を見つけたら、
・アリババの店舗の別商品
・メルカリセラーの別商品
をリサーチすることで別の売れる商品を芋づる式に見つけることができる。
また”売れる理由”を因数分解することで、別の売れる商品を見つけることができる。
本記事で解説したリサーチ方法を身に付ければ、「売れる商品が見つからなくて困る」ということが無くなりますよ!