不動産クラファンの歴史。日本ではこれからさらに伸びる?

ここ1~2年で急速な拡大を見せる不動産クラウドファンディング

しかし、そもそもなぜ生まれたのでしょう?
そして、これからの数年でどうなっていくのでしょう?

日本だけでなく、海外の事情も含めて調べてみました!

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金融大国アメリカの不動産クラファンの歴史

アメリカにおける不動産クラウドファンディングの起源は、2012年に米国でJumpstart Our Business Startups(JOBS)法が可決されたことから始まります。

JOBS法とは

新興企業の資金調達を用意にする目的で、規制緩和を目的としてアメリカで制定された。
一番目に付くのは「クラウドファンディング条項」で、非公開企業が不特定多数の投資家に対し、登録なしに少額の募集を行うことが可能になった。

 

アメリカでは一般市民による資産運用が日本よりも一般的で、
リスク分散のために株や債券、現物(金や銀)などに分散して投資しています。

日本ほど年金制度が厚くないので、そうやって自分の年金を若い時から作っているんですね。

分散して資産運用する上で、経済の影響を受けにくい不動産投資は魅力的です。
しかし、以前は不動産投資は富裕層、高収入のサラリーマンのためのものでした。

不動産の購入では多額の融資を銀行から受ける事になりますが、
返済能力が高くないとなかなかお金を貸して貰えませんでした。

 

分散目的だけではありません。
不動産投資は、アメリカの代表的な株価指数であるS&P500と比較しても、信じられないほどうまくいっています。

下の図は、2000年から2016年までの不動産投資とS&P500の運用益の推移を比較したものです。

S&P500が平均の年利が5.43%であるのに対し、不動産投資は10.71%

S&P500の倍近い運用益を生んでいます。

 

高い運用益が見込めるなら、多額の借金をせずもっと気軽に投資できるようになりたい。

そんなニーズを満たすために、アメリカでは2012年ごろから不動産クラウドファンディングが生まれました。

 

拡大を続ける不動産クラウドファンディング

アメリカの最大手の不動産クラファンは、『Fundrise』というサービスです。

こちらは、アメリカで安定してパフォーマンスの高い人気の株価指数”Va​​nguard Total Stock Market ETF”と、
Fundriseの運用益の累計をグラフにしたものです。

Fundriseの方が毎年のブレが少ないですね。
不動産投資の景気に左右されない安定性が見て取れます。

2008年のリーマンショックでは株価が大暴落したこともあり、
安定性の高い不動産投資への分散がなおさら好まれるようになりました。

そんな背景もあり、アメリカでは不動産クラファンが急拡大します。

 

不動産以外も含むクラウドファンディング全体のアメリカでの市場は、2021年から2025年にかけて毎年15%のペースで拡大するとエコノミストは予想しています。

その波に乗り、不動産クラファンの市場規模も右肩上がりで増加していくでしょう。

 

ヨーロッパでも急拡大した不動産クラウドファンディング

不動産クラウドファンディングがヨーロッパ圏でも年々市場が拡大しています。

こちらは、不動産クラウドファンディングのプラットフォーム数の推移を示すグラフです。

金融業法の規制がアメリカよりも緩いこともあり、プラットフォーム数は2014年頃から急拡大しました。

2020年時点では161個

世界における不動産クラウドファンディング市場規模は2020年で約9,000億円と推計されます。

地域別に見ると、北米市場が40%を占め、次に欧州市場が33%を締めています。

アメリカに次ぐ巨大市場ですね。

 

日本における不動産クラウドファンディングの現状は?←まだまだ未成熟。これから伸びる!

不動産に限らず、クラウドファンディング業界は世界的に右肩上がりの成長を続けています。

世界のクラウドファンディングの市場規模は2019年では約9兆2000円となっており、
2021年には約12兆5,000円に達すると予想されています。

そのうち、不動産クラウドファンディング市場が占めるのは約9000億円。
(参考:Real Estate Crowdfunding Market By Investors (Individual Investors and Institutional Investors) and By Property Type (Residential and Commercial)

2027年には、不動産クラウドファンディングの市場規模は約1兆5,000億円規模に達すると見られています。

一方で、日本の不動産クラウドファンディング市場の規模は2020年度で約92億円。
(LIFULL不動産クラウドファンディング編集部調べ)

不動産クラウドファンディング市場における世界の市場規模である約9000億円と比べると、日本が占めるのは約1%程度

 

日本の不動産クラウドファンディング市場は、アメリカやヨーロッパ圏と比べてまだ未成熟なのでしょうか。

ここで、世界の「収益不動産」の資産規模を見てみましょう。

日本の収益用不動産の資産規模は、世界の7.4%を占めます。

アメリカ、中国に次ぐ不動産投資大国なのですね。

この7.4%という数字を見ると、不動産クラウドファンディング市場の世界市場において日本が1%しか占めていないのは少ないように思えます。

日本ではまだ不動産クラウドファンディングは未成熟で、これからアメリカやヨーロッパのように急成長するでしょう。

 

投資に興味があるのなら、不動産クラウドファンディングの動向は要チェックです!

 

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