前回までは、メルカリショップ開業の練習として不用品を少しでも高く売るテクニックをご紹介してきました。
メルカリ不用品⑤ すぐに売れるための必須テクニック「上位表示」
ここからは、メルカリに自分のオリジナルショップを開店する手順を説明します。
このページのお品書き
1. 最も簡単なショップ開業“アリババ輸入”
商品の仕入れ方法は様々です。
例えば海外の問屋やネットショップから仕入れる方法。
実際に海外に足を運んで、ショップや商社から仕入れる方法。
ただ、これらはいきなり始めるにはハードルが高い仕入れ方法です。
海外に足を運ぶ手間、ショップを探す労力、ショップの信憑性のチェック…
やることや注意すべき点がたくさんあるからです。
最初に扱う仕入れ先としておすすめしたいのは、簡単かつ幅広い商品を扱えて、しかも利益が出しやすい。
“アリババ輸入”です。
アリババという名前はご存知の方も多いかもしれませんね。
中国で最も大きいネットショッピングの会社です。
時価総額ランキングは世界8位。
日本で最高の順位であるトヨタ自動車が41位であることを考えると、世界的に高い評価を受けている会社であるという事が分かります。
アリババ輸入をおすすめする理由は、以下の4つです。
・安い=利益を出しやすい
・1個単位で発注できる(少額仕入れが可能)
・メールだけで簡単に発注できる(しかも日本語で大丈夫)
2. アリババ輸入でどれくらい稼げるのか?
アリババ輸入を初心者向けとして紹介していますが、その気になればこれを本業にできる可能性があるノウハウでもあります。
これまで実践してきた人達を100人以上見てきたが、半年ほど継続して月の利益5万円くらい出せる人は多数。
2カ月目で月の利益5万円に達成した人もいました。
そしてその人達は、全員が高いPCスキルを持っている訳ではありませんでした。
5万円が達成できれば、10万円はその延長にあります。
フィードバックと改善を繰り返せば、20万円も見えてくるはずです。
強者になると、初めて1年で月の利益100万円に到達した主婦の方もいました。
その方はネットで他の主婦を10人ほど集め、それぞれに仕事を割り振り、チーム化することで高い実績を出すことができました。
そのような人たちを見て、分かったこと。
しっかり利益を出すために何が必要なのか、解説していきます。
3. アリババの安さについて
アリババはとにかく安い。
この画面を見ればわかると思います。
<アリババより抜粋>
オレンジ色で記載された数字が、仕入れ価格です。
ちなみに、中国通貨の「元」で表記されています。
※現在の為替レートはここで確認できます。
https://info.finance.yahoo.co.jp/fx/convert/?a=1&s=CNY&t=JPY
2020年1月時点で1元=15.72円なので、各数字に15.72を書けた数字が「日本円」での金額です。
家電量販店だと1500円くらいで売っていそうなこのIphone11用ケース。
13.50元≒212円 です。
なんとメルカリの最安値である300円を下回っています。
これだけ見ても、「けっこう簡単に利益が取れそう」と思いませんか?
また、「仕入れにはまとまった資金が必要なんじゃないか」という疑問を持たれることもありますが、アリババはほとんどの商品が1~2個からの発注が可能です。
つまり、3000円くらいの資金でも始めることができるのです。
(ただし、数万円単位で買った方が単価は安くなります)
4. アリババ輸入によるメルカリショップ開店までの流れ
メルカリショップ開業までの流れを説明します。
②アリババで商品探し
③発注
④メルカリで出品
⑤商品の反応をチェック。①に戻る
基本的には、このサイクルを回していくことになります。
いきなり、無理して在庫を大量に抱える必要はありません。
まずは数個ずつ仕入れて、売ってみた結果すぐに売り切れたなら、だんだん発注数量を増やしていく。
その中でよく売れるもの、利益の高いものがあれば、その類似商品を仕入れて商品を拡張していく。
この繰り返しで売上を増やしていけるのだ。
サイクルの中で一番大事なのは、①のリサーチである。
・しっかり調べて、売れる商品を探し出すこと。
・利益計算して、いくら分を発注すれば自分の望む収益に到達できるかを数字で出すこと
この2点はしっかり刻み込んで欲しい。
なかなか収益が出ない典型例は、
「なんとなく売れそう」で仕入れをして、目標の数値化を怠った 場合なのである。
5.まとめ
今回のまとめは以下の通り。
・メルカリショップ開業で簡単かつおすすめなのは“アリババ輸入”
・アリババ輸入で月5万円を稼ぐのはそう難しくない。月100万円稼ぐ猛者もいる
・しっかり商品をリサーチする事。目標を明確に数値化することが重要
・“なんとなく”は失敗のもと
次回からは、①~⑤の各サイクルについて具体的なやり方を解説していく。
①メルカリで売れそうな商品のリサーチ
②アリババで商品探し
③発注
④メルカリで出品
⑤商品の反応をチェック。①に戻る
まずは①のリサーチからだ。
先ほども触れた通り、一番重要な工程である。
こちらも力を入れて解説するので、
しっかり読み進めて頂けると幸いである。
それではまた。
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