『FIRE』、憧れはあるけど、難易度が高すぎてできる気がしない。
せっかくFIREしても、年収400万円でずっと生活するのはきつくない?
巷に流れるFIREに関する情報を見て、そう思ったことはありませんか?
僕はめちゃくちゃ思いました。
そこで、物販ビジネスで独立して9年のKが、物販ビジネスをやることでより早く、より高い年収でのFIREを実現できるか。
本気出して考えてみました。
このページのお品書き
話題の「Fire」についておさらい
まずは、2020年頃から巷でよく聞くようになった『FIRE』の補足から始めたいと思います。
FIREに関する説明が不要な方は、次項まで読み飛ばして下さい。
FIREはFinancial Independence Retire Early(経済的自立、早期退職)の略です。
資産運用の収入により生活費が賄え、仕事しなくても生きていけるという素敵な状態のことですね。
では、どうやってFIREを実現するか。
世の中の色々な情報を総合すると、
”1億円の資産を持ち、インデックス投資や国債などで手堅く年利6~8%で運用して、そのうちの4%(400万円くらい)で生活を賄う。”
俗にいう4%ルール。
これが一番、実現可能性が高い方法と言われています。
しかし、
「1億円の資産を持つのがまず大変じゃん!」
とつっこみたくなりますよね。
毎月20万円を貯金していくなら、1億円を貯めるのに41年…
25歳で初めても1億円貯まるのは66歳です。全然早期リタイアじゃありません。
元本0円で毎月20万円を年利6%で運用し、運用益を再投資すればどうでしょう?
こちらの積立計算ができるサイトで計算すると、22年で資産は1億円に達します。
25歳で始めれば47歳でFIRE。早いといえば早いですが、うーんという感じですよね。
そもそも毎月の給料から20万円を投資に回すのもかなり大変です。
頑張ってFIREしたとしても、47歳で得られるのは”年収400万円の生活”。
1人暮らしならともかく、家庭があると年収400万円で生活するのは厳しいと思いませんか?
「もっと早く、1~2億円の資産を貯める方法はないのか!」
そう思って調べると、出てくる方法は会社を売却するなど。
一気に難易度が爆上がりです。
FIREなんてしょせん夢みたいな話なのか…
そこで出てくるのが、『サイドFIRE』という概念です。
サイドFIREとは、ある程度の資産ができたら仕事を完全には辞めず時間を減らし、
十分に資産を作れたら仕事を手放すというものです。
そもそも、いきなり完全に仕事を手放すのは現実的ではないと思います。
年収400万円だと、一人暮らしならともかく家族を1つ養うのはかなり大変です。
それなら、ある程度仕事をしたとしても年収800万円の方が快適な暮らしが送れそうではありませんか?
まずは、仕事量を半分にする。
物販ビジネスは、このサイドFIREとの相性がいいのです。
物販でより早く、より高い年収でサイドFireを実現しよう!
物販ビジネスがサイドFIREに適している理由
物販ビジネスが、サイドFIREを実現するのに現実的な方法である理由は以下の通りです。
・小資本(数万円からでも)で始められる
・商品が売れる状態を作れれば、作業量はぐんと少なくなる
”始めるハードルが低く、軌道に乗れば自分が行う作業は少なくて済む”
これが物販ビジネスがサイドFIREを実現しやすい理由です。
手前味噌ですが、僕自身は物販ビジネス(主にAmazonでの販売)で毎月200~300万円の利益を得ています。
そして、その状態を維持するのに必要な時間は1日1時間もかかっていません。
(僕自身は仕事が好きな方ので、FIREはしておらず別の仕事に時間を使っています。)
1日1時間ほどの仕事量で済んでいる理由は、時間のかかる梱包・発送作業を外注できているからです。
物販は、この外注の仕組みが整っている(簡単に依頼することができる)ので、
自分の仕事量を減らすのが容易=サイドFireに適している ということになります。
ちなみに、自分の行っている1日1時間の作業は以下になります。
・在庫切れした商品の発注
・カスタマーサポート(質問への回答、返品された商品の処理)
・外注先へのディレクション
では、物販ビジネスでサイドFIREをより早く、より高い年収で実現するにはのような物販をすべきか。
もう少し掘り下げてみようと思います。
より早く、より年収が高くなるはAmazon!(ただし難易度はやや高め)
より早く、より高い年収でのサイドFireを実現するなら、Amazonでの販売が一択です。
理由は以下の通り。
・月額5000円という比較的低いハードルで始められる
・自動で発送して貰える仕組みがあり、作業量が少なくて済む
例えばメルカリは、無料で始められますが月の利益10~20万円ほどに壁があります。
一方でAmazonは月の利益100万円に達しているセラーはゴロゴロいます。
単純に、1つの商品が売れる数がメルカリよりもAmazonの方が多いんです。
※メルカリやAmazonの比較については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
【初心者向け】今からネット物販始めるなら何がおすすめ?【後編】 結論:メルカリかAmazon!
また楽天はAmazon並みの売り上げが見込めますが、
年間で30万円ほど(広告費によってはそれ以上)の費用が掛かり、ページ作成も大変です。
Amazonは月額5000円で済み、「相乗り出品」という方法ならページ作成は必要ありません。
費用面でも作業面でもAmazonの方がハードルが低いです。
そして、Amazon物販をおすすめする大きな理由が、FBA(Fulfillment by Amazon)というシステムの存在。
在庫をAmazonに預けておくと、売れた時にAmazonが自動で発送してくれるという配送代行システムです。
このシステムを利用すると梱包・配送という非常に手間のかかる作業を簡単に外注することができるのです。
これがあるので、売れる商品さえ見つけてしまえば1日1時間の作業で済むわけですね。
と、ここまでAmazon販売のメリットを説明しましたが、デメリットもあります。
【Amazon販売のデメリット】
・売れる商品を探すのに手間がかかる(売れない商品は本当に売れない)
・特定のブランドやカテゴリの商品には、厳しい出品審査がある
・利益率が低いので、高い売上を出すには軍資金が多く必要
よく売れて、よく利益の出る商品を見つけるのはそう簡単ではありません。
根気よく探し続ける必要があります。
また、Amazonは手数料が高いので利益率が低くなる傾向があります。
僕の場合は大体12%くらいですね。
月の利益100万円を達成するには、毎月700~800万円ほどを仕入れて売り切る必要があります。
銀行から融資を引くなどして資金を増やす必要性が出てくるでしょう。
となると、もはや副業の範疇ではなく、起業の領域になります。
タイトルに”難易度がやや高め”と書いたのはそれが理由です。
しかし、ガチでやった分の見返りが大きいのもAmazonです。
例えば年収1000万円でのサイドFireを目指すなら、僕は迷わずAmazon物販をやります。
より手軽に始められるのはメルカリ(ただし月収10~20万円ほどで頭打ちが見えてくる)
Amazonに比べてより手軽に始められるのはメルカリ販売です。
メルカリ販売についてはこちらの記事に詳しくかいてありますので、ご参考下さい。
メルカリショップ講座① 最も簡単なメルカリショップ開業“アリババ輸入”について
メルカリのメリットは何と言ってもその手軽さ。
無料で始められるし、仕入れも1万円くらいから可能です。
また、割と何でも売れる販路なのでAmazonほどシビアな商品選定も必要ではありません。
一方で、Amazonよりも頭打ち低いです。
月の利益10~20万円ほどで伸び悩むケースが多いのです。
理由は、薄利多売であることと、外注化の仕組がAmazonほど整っていないこと。
そして1つの商品の売れる数がAmazonと比べて少ない傾向にあることが挙げらます。
メルカリで月の利益を100万円以上上げられるセラーはかなり稀です。
いたとしても、出品する人員は10人以上いるなど組織化をしています。
組織化するとなると人探しやマネージメントが必要なので、とたんに難易度は上がります。
メルカリでサイドFIREを目指すなら、メルカリだけでなく他の仕事も並行するのが現実的でしょう。
まとめ
本記事のまとめは以下になります。
●そもそも、いきなり完全にFireを目指すのはハードルが高い!
● 物販ビジネスでFireを実現するなら、まずはサイドFireを目指そう。
・Amazonは天井が高い。年収1000万円以上でのサイドFireならAmazon一択
・より手軽なのはメルカリ。メルカリだけだと厳しいので他の仕事と並行してサイドFireするのを推奨
WEB物販は、1日3~4時間仕事をすれば生活していける状態にするには実現性の高いビジネスです。
サイドFIREした後はあらに拡大して収入を増やすもよし。
組織化を進めて自分の仕事量を減らすもよし。
得られた利益を投資に回して不労収入を増やし、完全なFIREを目指すも良しです。
本ブログでは物販ビジネスの具体的なノウハウも紹介しているので、
これから始めたいという方はぜひ読んでみて下さい。
★メルカリの出品テクニックをまとめた記事はこちら★